問題
事例を読んで,Q市福祉事務所のH生活保護現業員(社会福祉士)がJさんに対して行う説明として,最も適切なものを1つ選びなさい。
〔事 例〕
Jさん(41歳)は,近所のスーパーマーケットで働きながらアパートで高校生の長男と二人で暮らしていたが,2年前に病気によって仕事を辞めることになり,妹から仕送りを受けていた。しかし仕送りは約半年で途絶えてしまい,1年前から生活保護を受給することになった。通院を続けたことで,1か月前から病状が大分良くなり,現在は医師から就労できる状態であると診断され,アパートが手狭になったことから長男と共に転居することも考えている。
- 妹からの仕送りが再開した場合,世帯の収入として認定されることはない。
- 長男がアルバイトをした場合,世帯の収入として認定されることはない。
- 就労した場合,保護が廃止されずに就労自立給付金を毎月受給できる。
- 住宅扶助の基準額を超える家賃の住宅に転居する場合,生活困窮者住居確保給付金を毎月受給できる。
- 医師から就労可能であると診断されても,直ちに保護が廃止されるわけではない。
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解説
1. 妹からの仕送りが再開した場合,世帯の収入として認定されることはない。
誤り。
2. 長男がアルバイトをした場合,世帯の収入として認定されることはない。
誤り。
3. 就労した場合,保護が廃止されずに就労自立給付金を毎月受給できる。
誤り。
4. 住宅扶助の基準額を超える家賃の住宅に転居する場合,生活困窮者住居確保給付金を毎月受給できる。
誤り。
5. 医師から就労可能であると診断されても,直ちに保護が廃止されるわけではない。
正しい。