問題
行政行為の効力に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
- 重大かつ明白な瑕疵のある行政行為であっても,取り消されるまでは,その行政行為の効果は否定されない。
- 行政行為の無効確認訴訟の出訴期間は,一定期間に制限されている。
- 行政行為の効力は,国家賠償請求訴訟によっても取り消すことができる。
- 行政庁は,審査請求に対する裁決など,判決と似た効果を生ずる行政行為であっても,自ら違法であると気付いたときは,職権で取り消すことができる。
- 行政庁は,税の滞納処分など,判決を得なくても強制執行をすることができる。
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解説
1. 重大かつ明白な瑕疵のある行政行為であっても,取り消されるまでは,その行政行為の効果は否定されない。
誤り。
2. 行政行為の無効確認訴訟の出訴期間は,一定期間に制限されている。
誤り。
3. 行政行為の効力は,国家賠償請求訴訟によっても取り消すことができる。
誤り。
4. 行政庁は,審査請求に対する裁決など,判決と似た効果を生ずる行政行為であっても,自ら違法であると気付いたときは,職権で取り消すことができる。
誤り。
5. 行政庁は,税の滞納処分など,判決を得なくても強制執行をすることができる。
正しい。