問題
事例を読んで,R市福祉事務所のK生活保護現業員が保護申請時に行う説明に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。
〔事 例〕
Lさん(39歳,男性)は,妻(36歳),長男(15歳,中学生)及び次男(4歳,幼稚園児)と暮らしている。Lさんは精神障害者,妻は身体障害者であり,一家は夫妻の障害基礎年金とLさんの就労所得で生活してきた。これまでLさんはパートタイム就労を継続していたが,精神疾患が悪化して退職し,夫妻の年金だけでは生活できなくなった。Lさんは,退職に際して雇用保険からの給付もなかったので,生活保護の申請を行おうとしている。
- 生業扶助における母子加算を受給できることを説明した。
- 二人の子に対しては,それぞれ教育扶助を受給できることを説明した。
- 長男が高校に進学すれば,教育扶助から高等学校等就学費を受給できることを説明した。
- 夫妻が共に障害基礎年金を受給していても,生活保護の申請を行うことはできると説明した。
- Lさんに精神疾患があるとしても,就労が可能である場合,生活保護の申請は行えないことを説明した。
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解説
1. 生業扶助における母子加算を受給できることを説明した。
誤り。
2. 二人の子に対しては,それぞれ教育扶助を受給できることを説明した。
誤り。
3. 長男が高校に進学すれば,教育扶助から高等学校等就学費を受給できることを説明した。
誤り。
4. 夫妻が共に障害基礎年金を受給していても,生活保護の申請を行うことはできると説明した。
正しい。
5. Lさんに精神疾患があるとしても,就労が可能である場合,生活保護の申請は行えないことを説明した。
誤り。