問題
生活保護法が規定する基本原理・原則に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
- すべて国民は,この法律及び地方公共団体の条例の定める要件を満たす限り,この法律による保護を受けることができる。
- 必要即応の原則とは,要保護者の需要を基とし,そのうち,その者の金銭又は物品で満たすことのできない不足分を補う程度において保護を行うことをいう。
- 民法に定める扶養義務者の扶養及び他の法律に定める扶助は,すべてこの法律による保護に優先して行われる。
- 保護の決定は,生活困窮に陥った原因に基づいて定められている。
- 行政庁が保護の必要な者に対して,職権で保護を行うのが原則とされている。
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解説
1. すべて国民は,この法律及び地方公共団体の条例の定める要件を満たす限り,この法律による保護を受けることができる。
誤り。
2. 必要即応の原則とは,要保護者の需要を基とし,そのうち,その者の金銭又は物品で満たすことのできない不足分を補う程度において保護を行うことをいう。
誤り。
3. 民法に定める扶養義務者の扶養及び他の法律に定める扶助は,すべてこの法律による保護に優先して行われる。
正しい。
4. 保護の決定は,生活困窮に陥った原因に基づいて定められている。
誤り。
5. 行政庁が保護の必要な者に対して,職権で保護を行うのが原則とされている。
誤り。