問題
事例を読んで,N市の生活困窮者を対象とした自立相談支援機関の相談支援員(社会福祉士)による,Cさんへの支援に関する次の記述のうち,適切なものを 2つ選びなさい。
〔事 例〕
Cさん(40歳)は,派遣社員として働いていたが,雇用契約期間が満了して,P市にあった会社の寮から退去した。その後,N市にあるインターネットカフェで寝泊まりをしていたが,なかなか次の仕事が見付からず,所持金も少なくなって不安になり,N市の自立相談支援機関を探して来所した。
- 最後の居住地であったP市に対して,生活保護を申請することを勧める。
- 生活福祉資金貸付制度の緊急小口資金の利用を勧める。
- 住居を見付け,生活困窮者自立支援法に基づく住居確保給付金を利用することを勧める。
- 居住地がないため,直ちに救護施設に入所できると判断し,施設に直接連絡をして利用を申請する。
- 当面の住まいを確保するため,社会福祉法に基づく無料低額宿泊所への入所を自治体に申請するよう提案する。
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2,3
解説
1. 最後の居住地であったP市に対して,生活保護を申請することを勧める。
誤り。
2. 生活福祉資金貸付制度の緊急小口資金の利用を勧める。
正しい。
3. 住居を見付け,生活困窮者自立支援法に基づく住居確保給付金を利用することを勧める。
正しい。
4. 居住地がないため,直ちに救護施設に入所できると判断し,施設に直接連絡をして利用を申請する。
誤り。
5. 当面の住まいを確保するため,社会福祉法に基づく無料低額宿泊所への入所を自治体に申請するよう提案する。
誤り。