問題
任意後見制度に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
- 任意後見契約に関する証書の作成後,公証人は家庭裁判所に任意後見契約の届出をしなければならない。
- 本人は,任意後見監督人選任の請求を家庭裁判所に行うことはできない。
- 任意後見契約では,代理権目録に記載された代理権が付与される。
- 任意後見監督人が選任される前において,任意後見受任者は,家庭裁判所の許可を得て任意後見契約を解除することができる。
- 任意後見監督人が選任された後において,本人が後見開始の審判を受けたとしても,任意後見契約は継続される。
正答を見る
3
解説
1. 任意後見契約に関する証書の作成後,公証人は家庭裁判所に任意後見契約の届出をしなければならない。
誤り。
2. 本人は,任意後見監督人選任の請求を家庭裁判所に行うことはできない。
誤り。
3. 任意後見契約では,代理権目録に記載された代理権が付与される。
正しい。
4. 任意後見監督人が選任される前において,任意後見受任者は,家庭裁判所の許可を得て任意後見契約を解除することができる。
誤り。
5. 任意後見監督人が選任された後において,本人が後見開始の審判を受けたとしても,任意後見契約は継続される。
誤り。