問題
遺言に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
- 公正証書遺言は,家庭裁判所の検認を必要とする。
- 聴覚・言語機能障害により遺言の趣旨を公証人に口授することができない場合は,公正証書遺言を作成することができない。
- 法定相続人の遺留分を侵害する内容の遺言は,その全部について無効となる。
- 前の遺言が後の遺言と抵触している場合,その抵触する部分について,後の遺言で前の遺言を撤回したものとはみなされない。
- 被保佐人が遺言を作成するには,保佐人の同意は不要である。
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解説
1. 公正証書遺言は,家庭裁判所の検認を必要とする。
誤り。
2. 聴覚・言語機能障害により遺言の趣旨を公証人に口授することができない場合は,公正証書遺言を作成することができない。
誤り。
3. 法定相続人の遺留分を侵害する内容の遺言は,その全部について無効となる。
誤り。
4. 前の遺言が後の遺言と抵触している場合,その抵触する部分について,後の遺言で前の遺言を撤回したものとはみなされない。
誤り。
5. 被保佐人が遺言を作成するには,保佐人の同意は不要である。
正しい。