第37回 心理学と心理的支援 問12

問題

　認知行動療法に関する次の記述のうち，最も適切なものを 1 つ選びなさい。

1. 不安を「生の欲望」と捉え，不安にとらわれずに行動するよう指導する。
2. クライエントが記憶や夢などを語る自由連想法が用いられる。
3. 抑圧されていることによって，対象者が気づいていない無意識への気づきを促す。
4. 不適応を生み出している行動や思考を，適応的なスタイルに変化させるように働きかける。
5. クライエントの行動に焦点を当てて，強化因子を用いて介入するため，感情面の変化は目標としない。

解説

1. 不安を「生の欲望」と捉え，不安にとらわれずに行動するよう指導する。

誤り。

2.クライエントが記憶や夢などを語る自由連想法が用いられる。

誤り。

3.抑圧されていることによって，対象者が気づいていない無意識への気づきを促す。

誤り。

4.不適応を生み出している行動や思考を，適応的なスタイルに変化させるように働きかける。

正しい。

5.クライエントの行動に焦点を当てて，強化因子を用いて介入するため，感情面の変化は目標としない。

誤り。