問題
現行の生活保護法に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
- 生活保護は,日本国憲法第21条が規定する理念に基づいて行われる。
- 生活保護が目的とする自立とは,経済的自立のみを指している。
- 能力に応じて勤労に励み,支出の節約を図り,生活の維持及び向上に努めなければ,保護を申請できない。
- 補足性の原理によって,扶養義務者のいる者は保護の受給資格を欠くとされている。
- 保護の基準は,保護の種類に応じて必要な事情を考慮した最低限度の生活の需要を満たすに十分なものであって,これを超えないものでなければならない。
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解説
1. 生活保護は,日本国憲法第21条が規定する理念に基づいて行われる。
誤り。
2. 生活保護が目的とする自立とは,経済的自立のみを指している。
誤り。
3. 能力に応じて勤労に励み,支出の節約を図り,生活の維持及び向上に努めなければ,保護を申請できない。
誤り。
4. 補足性の原理によって,扶養義務者のいる者は保護の受給資格を欠くとされている。
誤り。
5. 保護の基準は,保護の種類に応じて必要な事情を考慮した最低限度の生活の需要を満たすに十分なものであって,これを超えないものでなければならない。
正しい。