問題
福祉六法の制定時点の対象に関する次の記述のうち,最も適切なものを1 つ選びなさい。
- 児童福祉法(1947年(昭和22年))は,戦災によって保護者等を失った満18歳未満の者(戦災孤児)にその対象を限定していた。
- 身体障害者福祉法(1949年(昭和24年))は,障害の種別を問わず全ての障害者を対象とし,その福祉の施策の基本となる事項を規定する法律と位置づけられていた。
- (新)生活保護法(1950年(昭和25年))は,素行不良な者等を保護の対象から除外する欠格条項を有していた。
- 老人福祉法(1963年(昭和38年))は,介護を必要とする老人にその対象を限定していた。
- 母子福祉法(1964年(昭和39年))は,妻と離死別した夫が児童を扶養している家庭(父子家庭)を,その対象外としていた。
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解説
1. 児童福祉法(1947年(昭和22年))は,戦災によって保護者等を失った満18歳未満の者(戦災孤児)にその対象を限定していた。
誤り。
2. 身体障害者福祉法(1949年(昭和24年))は,障害の種別を問わず全ての障害者を対象とし,その福祉の施策の基本となる事項を規定する法律と位置づけられていた。
誤り。
3. (新)生活保護法(1950年(昭和25年))は,素行不良な者等を保護の対象から除外する欠格条項を有していた。
誤り。
4. 老人福祉法(1963年(昭和38年))は,介護を必要とする老人にその対象を限定していた。
誤り。
5. 母子福祉法(1964年(昭和39年))は,妻と離死別した夫が児童を扶養している家庭(父子家庭)を,その対象外としていた。
正しい。