問題
親権に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
- 成年年齢に達した学生である子の親は,その子が親の同意なく行った契約を,学生であることを理由に取り消すことができる。
- 父母が離婚し,子との面会交流について父母の協議が調わないときは,家庭裁判所がそれを定める。
- 父母が裁判上の離婚をする場合,家庭裁判所の判決により,離婚後も未成年者の親権を共同して行うことができる。
- 嫡出でない子を父が認知すれば,認知により直ちにその父がその子の親権者となる。
- 親にとって利益となるが子にとって不利益となる契約であっても,親は,その子を代理することができる。
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解説
1. 成年年齢に達した学生である子の親は,その子が親の同意なく行った契約を,学生であることを理由に取り消すことができる。
誤り。
2. 父母が離婚し,子との面会交流について父母の協議が調わないときは,家庭裁判所がそれを定める。
正しい。
3. 父母が裁判上の離婚をする場合,家庭裁判所の判決により,離婚後も未成年者の親権を共同して行うことができる。
誤り。
4. 嫡出でない子を父が認知すれば,認知により直ちにその父がその子の親権者となる。
誤り。
5. 親にとって利益となるが子にとって不利益となる契約であっても,親は,その子を代理することができる。
誤り。