問題
患者の治療方針の決定に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。
- 肝臓がんとの診断を受けたAさん(66歳)は,インフォームドコンセントとして,検査結果の内容と今後の治療方針について医師から説明を受け,治療に同意した。
- 終末期にあるBさん(52歳)の家族は,インフォームドチョイスとして,本人に気付かれないように主治医と治療方針を決定した。
- 小児がん患者のCちゃん(11歳)の保護者は,インフォームドアセントとして,本人の意思を確認せずに終末期医療における延命医療の拒否を医師に伝えた。
- 終末期にあるDさん(78歳)と家族と医療従事者は,パターナリズムモデルに従って,繰り返し治療選択について話し合い,意思決定を行った。
- E医師は,筋萎縮性側索硬化症(ALS)の進行したFさん(48歳)の意思を推測し,心肺停止時に心肺蘇そ生せい措置をしない旨をリビングウィルとしてカルテに記載した。
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解説
1. 肝臓がんとの診断を受けたAさん(66歳)は,インフォームドコンセントとして,検査結果の内容と今後の治療方針について医師から説明を受け,治療に同意した。
正しい。
2. 終末期にあるBさん(52歳)の家族は,インフォームドチョイスとして,本人に気付かれないように主治医と治療方針を決定した。
誤り。
3. 小児がん患者のCちゃん(11歳)の保護者は,インフォームドアセントとして,本人の意思を確認せずに終末期医療における延命医療の拒否を医師に伝えた。
誤り。
4. 終末期にあるDさん(78歳)と家族と医療従事者は,パターナリズムモデルに従って,繰り返し治療選択について話し合い,意思決定を行った。
誤り。
5. E医師は,筋萎縮性側索硬化症(ALS)の進行したFさん(48歳)の意思を推測し,心肺停止時に心肺蘇そ生せい措置をしない旨をリビングウィルとしてカルテに記載した。
誤り。