問題
事例を読んで,多職種連携の観点から,この時点でのT市の地域包括支援センターのB社会福祉士の対応として,適切なものを2つ選びなさい。
〔事 例〕
担当地区の民生委員のCさんより,一人暮らしのDさん(80歳,男性)のことでT市の地域包括支援センターに相談の電話があった。Dさんは3か月ほど前に妻を亡くした後,閉じ籠もりがちとなり,十分な食事をとっていないようである。Dさんはこれまで要支援・要介護認定は受けていない。B社会福祉士がDさんの下を訪ねたところ,Dさんは受け答えはしっかりしていたが,体力が落ち,フレイルの状態に見受けられた。
- 法定後見制度の利用を検討するため,弁護士に助言を求める。
- サロン活動の利用を検討するため,社会福祉協議会の福祉活動専門員に助言を求める。
- 日常生活自立支援事業の利用を検討するため,介護支援専門員に助言を求める。
- 介護老人福祉施設への入所を検討するため,医師に助言を求める。
- 栄養指導と配食サービスの利用を検討するため,管理栄養士に助言を求める。
正答を見る
2,5
解説
1. 法定後見制度の利用を検討するため,弁護士に助言を求める。
誤り。
2. サロン活動の利用を検討するため,社会福祉協議会の福祉活動専門員に助言を求める。
正しい。
3. 日常生活自立支援事業の利用を検討するため,介護支援専門員に助言を求める。
誤り。
4. 介護老人福祉施設への入所を検討するため,医師に助言を求める。
誤り。
5. 栄養指導と配食サービスの利用を検討するため,管理栄養士に助言を求める。
正しい。