問題
戦後の民間福祉活動の発展過程に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。
- 連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)の「六項目提案」(1949年(昭和24年))で共同募金会の設立が指示されたことにより,共同募金運動が開始された。
- 「社会福祉協議会基本要項」(1962年(昭和37年))により,社会福祉協議会は在宅福祉サービス供給システム構築の,民間の中核として位置づけられた。
- 社会福祉事業法の改正(1983年(昭和58年))により,市町村社会福祉協議会が法制化され,地域福祉におけるその役割が明確になった。
- 特定非営利活動促進法の改正及び税制改正(2001年(平成13年))により,認定された法人に寄附をした者は,税制上の優遇措置を受けられないことになった。
- 社会福祉法の改正(2016年(平成28年))により,行政が実施する事業を代替する取組を行うことが,社会福祉法人の責務として規定された。
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解説
1. 連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)の「六項目提案」(1949年(昭和24年))で共同募金会の設立が指示されたことにより,共同募金運動が開始された。
誤り。
2. 「社会福祉協議会基本要項」(1962年(昭和37年))により,社会福祉協議会は在宅福祉サービス供給システム構築の,民間の中核として位置づけられた。
誤り。
3. 社会福祉事業法の改正(1983年(昭和58年))により,市町村社会福祉協議会が法制化され,地域福祉におけるその役割が明確になった。
正しい。
4. 特定非営利活動促進法の改正及び税制改正(2001年(平成13年))により,認定された法人に寄附をした者は,税制上の優遇措置を受けられないことになった。
誤り。
5. 社会福祉法の改正(2016年(平成28年))により,行政が実施する事業を代替する取組を行うことが,社会福祉法人の責務として規定された。
誤り。