問題
事例を読んで,W就労継続支援A型事業所のH生活支援員(社会福祉士)のこの段階における対応として,最も適切なものを1つ選びなさい。
〔事 例〕
Jさん(45歳,男性)は,軽度の知的障害があり,賃貸アパートで一人暮らしをしている。W事業所に通い,そこでの作業を楽しんでいる。ただ,金銭管理が得意ではなく,賃金や年金が支給されるとすぐに使い果たし,ガスや電気を止められ,W事業所への交通費に困ることがあった。そこで,H生活支援員がJさんと面談すると,お金のやりくりに困っているが,興味のあるネットビジネスも始めたいと思っているとのことであった。一方,離れて暮らしている妹からは,将来を考え,ネットビジネスを諦めさせてほしいとの相談があった。
- ネットビジネスの夢を諦めるように説得する。
- 後見開始の審判の申立てを妹に勧める。
- 日常生活自立支援事業の利用を提案する。
- 共同生活援助(グループホーム)への入居を調整する。
- W事業所に通うために自治体の移動支援事業の利用を促す。
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解説
1. ネットビジネスの夢を諦めるように説得する。
誤り。
2. 後見開始の審判の申立てを妹に勧める。
誤り。
3. 日常生活自立支援事業の利用を提案する。
正しい。
4. 共同生活援助(グループホーム)への入居を調整する。
誤り。
5. W事業所に通うために自治体の移動支援事業の利用を促す。
誤り。