問題
次の記述のうち,1970年代後半の「福祉の見直し」が提唱された時期に示された「新経済社会7カ年計画」の内容として,正しいものを1つ選びなさい。
- 社会保障制度を「すべての国民が文化的社会の成員たるに値する生活を営むことができるようにすること」と新たに定義した。
- 社会保障を,所得階層の観点から「貧困階層に対する施策」「低所得階層に対する施策」「一般所得階層に対する施策」に区分した。
- 社会福祉施設への需要の増加を踏まえて,5か年程度の期間の社会福祉施設緊急整備計画の樹立とその実施を求めた。
- 個人の自助努力と家庭や近隣・地域社会等との連携を基礎とした「日本型ともいうべき新しい福祉社会の実現を目指す」ことを構想した。
- 要介護高齢者の増加を背景に,介護サービス見込量の集計を踏まえ,訪問介護等の介護サービスの具体的数値目標を定めた。
解答を見る
2
解説
1. 社会保障制度を「すべての国民が文化的社会の成員たるに値する生活を営むことができるようにすること」と新たに定義した。
誤り。
2. 社会保障を,所得階層の観点から「貧困階層に対する施策」「低所得階層に対する施策」「一般所得階層に対する施策」に区分した。
誤り。
3. 社会福祉施設への需要の増加を踏まえて,5か年程度の期間の社会福祉施設緊急整備計画の樹立とその実施を求めた。
誤り。
4. 個人の自助努力と家庭や近隣・地域社会等との連携を基礎とした「日本型ともいうべき新しい福祉社会の実現を目指す」ことを構想した。
正しい。
5. 要介護高齢者の増加を背景に,介護サービス見込量の集計を踏まえ,訪問介護等の介護サービスの具体的数値目標を定めた。
誤り。