科目から学ぶ
【共通科目】と【専門科目】の全19科目から科目別に問題をご紹介します。
①医学概論
②心理学と心理的支援
③社会学と社会システム
④社会福祉の原理と政策
⑤社会保障
⑥権利擁護を支える法制度
⑦地域福祉と包括的支援体制
⑧障害者福祉
⑨刑事司法と福祉
⑩ソーシャルワークの基盤と専門職
⑪ソーシャルワークの理論と方法
⑫社会福祉調査の基礎
第37回 医学概論 問4
問題
難病に関する次の記述のうち，正しいものを 2 つ選びなさい。
- 発病の機構が明らかでない疾患であることは，「指定難病」の要件の一つである。
- 「指定難病」では，客観的な診断基準が定まっている。
- 「指定難病」の患者数は我が国において人口の 1 ％程度に達する。
- 「障害者総合支援法」の対象疾患は，「指定難病」より対象範囲が狭い。
- 小児の難病については，法律に基づく難病対策はない。
（注）1 「指定難病」とは，「難病の患者に対する医療等に関する法律」に基づき，厚生労働大臣が指定す る疾病をいう。
2 「障害者総合支援法」とは，「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律」の. ことである。
正答を見る
1,2
解説
1. 発病の機構が明らかでない疾患であることは，「指定難病」の要件の一つである。
正しい。
2. 「指定難病」では，客観的な診断基準が定まっている。
正しい。
3. 「指定難病」の患者数は我が国において人口の 1 ％程度に達する。
誤り。
4. 「障害者総合支援法」の対象疾患は，「指定難病」より対象範囲が狭い。
誤り。
5. 小児の難病については，法律に基づく難病対策はない。
誤り。