問題
社会変動の理論に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。
- ルーマン(Luhmann, N.)は,社会の発展に伴い,軍事型社会から産業型社会へ移行すると主張した。
- テンニース(Tonnies, F.)は,自然的な本質意志に基づくゲマインシャフトから人為的な選択意志に基づくゲゼルシャフトへ移行すると主張した。
- デュルケム(Durkheim, E.)は,産業化の進展に伴い,工業社会の次の発展段階として脱工業社会が到来すると主張した。
- スペンサー(Spencer, H.)は,近代社会では適応,目標達成,統合,潜在的パターン維持の四つの機能に対応した下位システムが分出すると主張した。
- パーソンズ(Parsons, T.)は,同質的な個人が並列する機械的連帯から,異質な個人の分業による有機的な連帯へと変化していくと主張した。
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解説
1. ルーマン(Luhmann, N.)は,社会の発展に伴い,軍事型社会から産業型社会へ移行すると主張した。
誤り。
2. テンニース(Tonnies, F.)は,自然的な本質意志に基づくゲマインシャフトから人為的な選択意志に基づくゲゼルシャフトへ移行すると主張した。
正しい。
3. デュルケム(Durkheim, E.)は,産業化の進展に伴い,工業社会の次の発展段階として脱工業社会が到来すると主張した。
誤り。
4. スペンサー(Spencer, H.)は,近代社会では適応,目標達成,統合,潜在的パターン維持の四つの機能に対応した下位システムが分出すると主張した。
誤り。
5. パーソンズ(Parsons, T.)は,同質的な個人が並列する機械的連帯から,異質な個人の分業による有機的な連帯へと変化していくと主張した。
誤り。