科目から学ぶ
【共通科目】と【専門科目】の全19科目から科目別に問題をご紹介します。
①医学概論
②心理学と心理的支援
③社会学と社会システム
④社会福祉の原理と政策
⑤社会保障
⑥権利擁護を支える法制度
⑦地域福祉と包括的支援体制
⑧障害者福祉
⑨刑事司法と福祉
⑩ソーシャルワークの基盤と専門職
⑪ソーシャルワークの理論と方法
⑫社会福祉調査の基礎
【共通科目】と【専門科目】の全19科目から科目別に問題をご紹介します。
①医学概論
②心理学と心理的支援
③社会学と社会システム
④社会福祉の原理と政策
⑤社会保障
⑥権利擁護を支える法制度
⑦地域福祉と包括的支援体制
⑧障害者福祉
⑨刑事司法と福祉
⑩ソーシャルワークの基盤と専門職
⑪ソーシャルワークの理論と方法
⑫社会福祉調査の基礎
⑬高齢者福祉
⑭児童・家庭福祉
⑮貧困に対する支援
⑯保健医療と福祉
⑰ソーシャルワークの基盤と専門職(専門)
⑱ソーシャルワークの理論と方法(専門)
⑲福祉サービスの組織と経営
最新の第36回から第32回まで過去5年間分の問題を年度ごとにご紹介します。
事例を読んで,病院のK医療ソーシャルワーカー(社会福祉士)のこの時点の対応として,適切なものを 2 つ選びなさい。
〔事 例〕
Lさん(59 歳,女性)は,利き腕を複雑骨折し入院してきた。手術後も後遺症から細かい作業が困難となった。家族の見舞いはなく,不自然なあざがあり,退院を強く渋ったため,病棟の要請でK医療ソーシャルワーカーが面接を開始した。Lさんは徐々に心を開き,会社員の夫(64 歳)から長年毎日のように暴力を受けてきた
こと,高校卒業後すぐ結婚し妊娠したため働いたことがないことを話してくれた。子どもたちは他県で家庭を築いているが,経済的余裕はなく,他に頼れる親戚はいないそうである。離婚は考えるものの,収入がなく,今後の生活が心配だという。
3.4
誤り。Jさんの同意を得ずに夫に連絡を取り,心理カウンセリングを受けるように促すことは不適切である。Jさんが夫の暴力について話したことが夫に伝わり,事態を悪化させる可能性がある。
誤り。lさんの子どもや親戚に頼ることは難しい状況であると考えられることから,引っ越しを支援するのは適切ではない。
正しい。lさんは夫の暴力への恐怖感が強いと考えられることから,民間シェルターへの入居など具体的な対応策を説明するのは適切である。
正しい。現在のlさんにとっての心配事は,生活全般への不安であるため,共に生活設計を考えていくことは適切である。
誤り。lさんには就労経験がなく職探しへの不安もあると考えられることから,自身のみでの対応を求めることは適切ではない。
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